2021/06/19 18:55
●熱中症の各症状
熱中症には、熱失神、熱疲労、熱けいれんという大きく分けて3つの症状があります。
このようなおおきな症状が出てからでは、そばに人がいなければ見過ごされてしまうことも
ありますので、こまめな水分補給が梅雨の時期頃から心がける必要があります。
●スポーツ等活動中の熱中症予防5ヶ条
●暑熱順化
中高年や体力に自信のない方のトレーニング方法の一例として、
「インターバル速歩」という方法があります。
3分間大股で腕を振って、かかとで着地する速歩を行い、
3分間ゆっくり歩きをするという方法です。
疲れたなと思うまえにゆっくり歩きをしたり、休んだりでよいので、
本格的に暑くなる前に、少しずつ暑さになれるようにしていき、
室内ではしっかりと体を休めることができるように、上手にエアコンを活用して
部屋の温度と体温が上がりすぎないように心がけましょう。
●汗はなにでできている?
活動をしていると、発汗により体から水とイオンが失われていきます。
汗は血液から作られ、血液にはナトリウムイオン、クロールイオンが多く含まれ、
ほかにもカリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオンが含まれています。
そのため汗には血液中の電解質が含まれているのです。失われた水分と電解質を
上手に補給することが、暑さの環境下ではとても大切なのです。
●暑さのなかで水分だけを飲んでいると・・・
汗をかいた時に、水分さえ摂っていれば心配ないと思われがちですが、
水分だけを補っても、血液中の電解質は補給されることがないため、
喉の渇きが止まっても体内の血流のなかの電解質は足りない状態です。
余分な水分は尿となって排出されるために、体内の水分量が下がったままに
なってしまい、喉の渇きもとまっていますので、ついつい水分補給を怠ってしまいます。
これが自発性脱水という水だけで水分補給している人に起こりやすい脱水の仕組みです。
このような暑熱環境下では、水とプラスしてイオン飲料を摂るようにしましょう。
水だけよりもイオン飲料のほうが体内に水分をキープする時間が長くなります。
私はいつも職場にハーブティーを冷たく冷やしたものを500mlと手作りイオン飲料200mlを
持って行くようにしています。荷物が重くて大変ですが、気温上昇しだすまえから、
水分補給には気をつけたいですね。
次回のブログでは、実際に私が毎日用意している手作りイオン飲料のレシピをご紹介します。